結婚したら相手の名字になるって子どものときから漠然と考えていました。
でも、よく考えたら夫が外国人の場合はどうなるんでしょう?
伊達公子さんは結婚してクルム伊達公子さんになりました。
これはドイツ人のミハエル・クルムさんと結婚したから。
名字が続いているようでちょっと不思議な気もします。
名字のバリエーション
日本で名前といえば、名字と名前。
ところが外国人であれば、姓が続いたり、ミドルネームがあったりとバリエーション豊か。
相手の国にもよりますが、名前については融通がきくみたいです。
妻の旧姓と夫の姓を並べるだけでなく、夫と妻の名字をつなげて複合姓をつくることができる国もあります。
もちろんどちらかの名字を名乗るか、夫婦別姓にすることもできます。
どうしよう夫婦別姓
日本で国際結婚する場合は届出をしないと、元の名字のまま自動的に夫婦別姓になります。
戸籍もそのままで同じ名字です。
相手の名字を名乗るためには別の手続きが必要になります。
私はどちらでもいいと思っているけれど、将来的に子どもの名字にかかわることなので真剣に考えないといけませんね。
できれば家族みんなで同じ名字を名乗りたいと思うので、名字を変えることになると思います。
名字を変更すると戸籍などはカタカナになります。
しかも変更のパターンもいろいろ。
名字を夫の姓にいれかえてもいいし、旧姓に夫の姓をくっつけることもできます。
ただしダブルネームには家庭裁判所の許可が要るみたいです。
その場合はダブルネームを今まで使ってきた実績がいります。
たとえば手紙などでダブルネームの名字が使われていると今まで使ってきた証明になります。
ただし家庭裁判所次第なので、すぐに認めてもらえるかどうかはわかりません。
前もって実績を作らないといけないので、ちょっと大変ですね。
名字の手続きは結婚後すぐであれば市町村の役場で受け付けています。
ダブルネームを希望したり、結婚して6ヶ月以上たってしまったりしたときは家庭裁判所に申し立てなければいけません。
手続きもちょっと面倒なようなので、希望する人は早めに届け出たほうがいいですね。
私は結婚する前に名字について話し合っておこうと考えています。
私だけなら夫婦別姓で構わないと思っていますが、子どもができたときは子どもも私の姓になってしまうので、夫だけ違う名字。
それはちょっとかわいそうかもしれません。
名字を変えると実印も変わります。
夫の外国人名でつくりなおし。
カタカナの印鑑ってちょっと面白いですよね。
字数が多いので全部入るかな?
新しい印鑑を作りに行くのを楽しみにしています。
私は結婚とは相手の文化を受け入れて変化していくことだと思っています。
名字や印鑑が変わることも変化のひとつとしてワクワクする出来事です。