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国際結婚、理想と現実のギャップが難しい

理想と現実のギャップ

国際結婚の理想と現実のギャップって考えた事ありますか?

女性の場合は、外国人のほうが背が高いとか、顔が彫りが深くて素敵とか、
日本人の男性よりジェントルでよく話を聞いてくれる、など外国人に魅力を感じることが多いようです。

でも、お付き合いしているだけならともかく、いざ結婚となると、
かなりハードルは高いものと思って覚悟を決めてかかったほうが良いでしょう。

結婚は、二人だけの問題ではありません。自分の家族と相手の家族、つまり両家が関わってくるわけです。
相手が外国人の場合、個人主義でさほどでもないかも知れませんが、
自分が日本人の場合、親戚縁者がうるさく出しゃばってくるものです。

普通の結婚でもそうなのに、相手が文化も言語も違う人種なのですから、わからなくもありません。
相手を気に入ったとしても、将来生まれてくるのはハーフなわけですから、
いじめられないだろうかと心配にもなるわけで、無理もありません。
 (まぁ、ハーフがカッコいい、カワイイとポジティブな時代ですから、
  実際、最近はそこまで心配する事もないでしょうけどね。)

でも、そこは二人の愛の力でいくらでも乗り越えられます。
極端な話、成人していれば親の許可は必要ないわけですし、
自分の人生は自分で決めたいと誠実に説得すれば、親も分かってくれるでしょう。

そうなると2人の間にはどんな問題があるでしょうか?
宗教の違い、これは結構大きいんじゃないでしょうか。

たとえばキリスト教会で知り合ってというような同じ信者同士なら、
日々のささいな出来事でのいさかいや、少々の食い違いがあっても上手くいくでしょう。
でも、それぞれ違う宗教を信仰している場合は、とても難しいです。相手の全てを受け入れる覚悟が必要です。

もし自分が無宗教で相手がキリスト教信者なら、相手に信者になってほしいと言われるかもしれません。
日曜はゆっくり寝ていたい、デートしたい、と思っても、礼拝に行かなければなりません。

でも、新しい環境が開かれるという意味では、あなたにとってこれは良いことかも知れません。
何事も経験だと思って、受け入れる必要も出てくるでしょう。それが、夫婦円満の秘訣だと思います。

文化の違いを理解してもらう

国際結婚でよく言われる文化の違いは、少しずつ分かってもらい、理解が深まることで、
解決できる問題が多いので、冷静になって考えてみても良いでしょう。

一番、大変なのは、やはり言葉の違いではないでしょうか?
日本人同士でも、男と女の間で言葉の微妙な違いがあるものです。
ましてや、相手が外国人なら、いくら相手の言語に精通していても、理解しあえないことが必ずあるのです。
言葉のちょっとしたニュアンスの違いで、その場の空気が全く違ってくることは、
政治家が他国の政治家と対話する場合、同時通訳者の上手さがとても重要であることからも、
お分かりいただけることと思います。

でも、それも、同じ人間なのだから、二人の努力によって、言葉を超えた想いは届くはずです。
そして、外国人は日本人男性よりはよく話してくれるし、コミュニケーションをとりやすいことに強みがあります。
日本人同士の夫婦よりは、国際結婚なんだからという意識があるので、相手を思いやる気持ちはさらに強いはずです。

言葉の壁、生活習慣の壁、難しい壁はたっくさんありますけど、
国際結婚ならそんな事は当たり前ですよね。
そんな事も凌駕できるほどの愛が絶対にあると信じています。